2010年3月17日水曜日

本の紹介:子どもの時間を共に生きる 著:北島尚志



NPOアフタフバーバンの代表が書かれている本です。

NPOアフタフバーバンHP

街を舞台に忍者ごっこをしたりするNPOです。

代表の北島さんは松江に来られたときにワークショップに参加したのが初めての出会い。
その後、城西地区で忍者ごっことを企画し、それに参加もしました。

メンバーには元児童クラブ職員という方もおられて、いろいろお話も聞けました。


全国各地を飛び回って、街で遊んでいるアフタフバーバンですが、拠点である地域での取り組みにもとても感銘を受けました。



以下は本の抜粋です。

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子どもの時間とはいったい何なのかということをここで整理してみよう。それは以下の四つではないかと考えている。

①まっすぐ歩かなくていい時間(意味の無い・しなくてもいい・余計な事にみえてしまう)


②やりたいことを見つけ、自分のペースでやりきること


③面白さに向かって、誰からも強制されずに、自ら選び取ること


④やりとり(対立・葛藤・共感・達成)の中から、遊び心が広がり、遊びの魅力でつながっていくこと

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私はこの時間に寄り添うことを仕事の中で大きなテーマとして捉えています。

子どもたちに指導をする立場ではなく、共に遊びを楽しむ立場でありたいとも考えています。



ですので、あえて自己紹介等をするときに

児童クラブ指導員

ではなく


児童クラブ職員


と保護者の方に説明をさせていただいています。